会社設立とビジョン
会社設立とビジョンについて
みなさんの勤めている会社は業務目標などは定めていますでしょうか。部署の目標や個人の目標のことではありません、あくまで会社全体の目標のことを意味しています。
これらがしっかりしてない会社は、あえて定めなくても十分な利益を上げることが出来る会社、ないしは経営者の考えが固まっておらず、その場その場で浮き草生活をしている経営者であるかのどちらかでしょう。
また、現段階では目標があっても、それがコロコロと変わってしまうような場合にもまた注意が必要です。その場合は一貫性がなくその場その場の状況に応じて行き当たりばったりの指示を出していることが多く、どうしても現場がそのあおりを受けてどたばたしてしまいがちなのではないでしょうか。
みなさんがもし新しく会社設立を考えているのであれば、明確なビジョンを持って会社設立を行うべきでしょう。
やはり会社を経営していくということは、それだけたくさんの方に影響力を持つということになります。社員のかたがたにとっても、取引先のかたがたにとっても影響は少なからずあるのです。
ですから、明確なビジョンを持って会社設立を行うことで、安心して働ける、または安心して取引ができる企業へと成長していくのではないでしょうか。
社員のかたが安心できる会社とは、目標がしっかりしている会社です。その目標に向かって社員全員が一丸となって働くことが出来るようになるためには、やはり確固たる目標が必要なのです。
どのようなことでもかまいません。達成が簡単なものを積み重ねていくパターンや、大きな目標をもって長い時間をかけて積み上げていくパターンもあるでしょう。
しかし、いずれにせよその目標を設定するのは経営者である皆さん自身ですので、そのみなさんがしっかりとしたビジョンを頭の中に描けていなければそれを目標として落とし込んでいくことは出来ないのです。
会社設立からその後の経営をこなしていくのは大変な労力やお金が必要です。会社が軌道に乗るまでは、本当にさまざまな苦労をしなければならないでしょう。
しかし、その苦労があるからこそ、会社設立を行う意味があると考えてみてはいかがでしょうか。苦労は買ってでもしろとよく言いますが、その苦労を乗り越えて勝ち取ったものは何にも変えがたいのです。
会社設立を行うことによって、その達成感と会社が大きくなっていくことへの充実感を感じ、楽しく充実した生活を送ることが出来るようにがんばりましょう。